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山陰の海Ⅱ

夏に田舎に帰る(母方の祖母のところへ行くことを、我が家ではこう言っていた)と、
晴れたら、ほぼ毎日のように海へ行った。

昼を食べた後、海パンと水中メガネに着替え、
母親に連れられ、弟と。
祖母の家(西浜田と周布のちょうど中間あたり)から浜までは徒歩5分くらい。
裏口から出て、迷路のような細い路地を、
カニを追いかけながらてくてく歩く。
やがて坂道、そして家の軒が途切れると、
目の前に広がる白い砂浜と青い海。
ひたすら夕方まで海で遊び続けた。

だが、当時は海で夕日を見た記憶は全くない。

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山陰本線 折居~三保三隅

by tongpooryk | 2013-07-10 00:01 | 山陰本線 | Trackback | Comments(0)

山陰の海Ⅰ

夏になると、山陰の青い海が恋しくなる。

母の実家が浜田にあった私にとって、
田舎と言えば海の近く、
潮の香りがする場所というイメージである。

夏休みになると、母に連れられ、
新幹線、伯備線、山陰本線と乗り継ぎ(当時は関西在住)、
丸一日かけて祖母の待つ浜田へと列車で旅した。

出雲市で‘急行ながと’へと乗り換え、
それまで窓が開かなかったうっぷんを晴らすかのように窓を開け放ち、
しばらくすると車窓から見え始める日本海の青い海と潮の香りを感じた時、
ようやく田舎に来たことを実感したものである。

やがて私は広島へと移り住み、
鉄道を撮るようになって、再び山陰へと訪れた。

当時の急行列車は既になく、列車自体も減り、すっかり寂しくなってはいたが、
青い海と海岸線をゆく山陰本線は相変わらずで...。

梅雨が明けたら、また山陰へ、青い海を見に行きたいと思う。
そして、祖母の墓参りも忘れずに。

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山陰本線 折居~三保三隅

by tongpooryk | 2013-07-07 00:01 | 山陰本線 | Trackback | Comments(0)