静けさの戻った桜の駅で
最終列車が去り、静けさが戻った潮駅へと戻ってみる。
花見のために飾られた過剰なばかりの灯篭も消され、
満開の桜を照らし続けるのは、もはや駅の灯りだけ。
その傍でひとり静かに、しばしの夜桜を楽しむ。
こうしていると、
かつては桜が満開の時でさえ、ほとんど花見客がいなかった、
静かなあの頃を思い出す。
もう列車が来ることがなくなったその時になってようやく...
この駅は本来の魅力的な姿を取り戻したような気がした。
三江線 潮
by tongpooryk | 2018-04-18 00:01 | 三江線 | Trackback | Comments(0)