2017年 07月 16日 ( 1 )

かつての要衝を

備後落合駅のかつての様子を語り継ぐため、
元国鉄職員の方々によるイベントが行われた。

「育ててもらった備後落合駅へ恩返しがしたい」と、ボランティアガイドを考えられたそうで、
かつて鉄道の要衝として賑わった頃の備後落合駅について、いろんな興味深いお話を伺うことができた。

備後落合駅が華やかだったのは、戦後から昭和40年代後半頃までで、
総勢100人以上の職員がおり、駅周辺には官舎や宿舎、商店や宿が立ち並ぶ、鉄道員の街があったこと、
駅が木材を運び出す貨物基地になっていたこと、
いつも満席の急行列車が広島から松江・米子、新見へと、何往復も行き来していたこと、
列車が来る度に駅ホームのうどん屋へ、乗客がたくさん集まっていたこと、
冬には木次線三井野原へのスキー客で賑わい、臨時を含めて17往復もの列車があったこと...。
静かな無人駅となってしまった今では想像できないような駅の営みが、かつてここにはあったのだ。

そういえば、この‘落合’というのは地名ではなく、‘3方向からの線路が落ち合う’という意味で付けられた、
駅名でのみ存在する呼称だということは、今更ながら、初めて知った私だった。

d0309612_00533106.jpg

d0309612_00534133.jpg

d0309612_00535063.jpg

d0309612_00535934.jpg

芸備線 備後落合(4枚とも)





by tongpooryk | 2017-07-16 01:06 | 芸備線 | Trackback | Comments(2)